地球の温暖化を考える。 2000年2月26日




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 私は、海に関わる仕事をしていますが、地球の温暖化のためか、海水の温度が高く、種々の問題が起こっています。高いといっても、月の平均水温で1、2℃の値です。なんだ、たった1℃か、と思われるかもしれませんが、実は1℃という水温は大変な値なのです。空気中ではあまり差を感じませんせんが、水温を1℃上げてその中に手を入れてみると、明らかにその差が分かります。また、水銀水温計ではちょっと分かりにくい0.2℃の差でも、感じ分けることができます。それほど水温と言うものは、動物にとって感覚に訴えるのです。まして、2℃も変化があると、大変なことになります。長時間浸っていると、体に変調をきたします。
 そのためか、最近は海況を中心に変化が認められます。やはり、暑いときは暑く、寒いときは寒くなければ正常な生物の営みはなされないのです。もちろん、地球上では極端に言えば、あらゆる温度が存在します。したがって、自分の好む温度の場所に移動すれば、以前と同様に生活できるでしょう。しかし、比較的自分勝手な行動をとる人間でさえ、そんなことは容易ではありません。まして、そのような手段や知恵を持たない生物にとっては、死に絶えるか耐性を得たものだけが生き残れるのです。このことは大きな意味で、人間も一緒です。地球の温暖化・・考えなければならないことは山積です。もう、手遅れかもしれません・・身近なところから考えましょう。 2000年2月26日

若者を育てていかなければ、なりませんね・・
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